2019/01/22 23:38
うさぎ薬草代表 兼 ハーバリストの高橋克弥(たかはし かつみ)です。
あの俳優さんと同じ名前ですよ。
もう覚えましたね(*´艸`*)
このたび、うさぎのmimicoとともにこの『うさぎ薬草』をOPENいたしました。
どうぞ末永くよろしくお願いいたします。
ハーブの勉強を始めたばかりの、ある寒い朝のこと。
自転車通勤をしている私は、会社に着くなり鼻水がズルズル。
朝イチから打ち合わせなのに困ったなぁ。
そういえば…と思い、リンデンのティーを淹れて、その甘い香りのする湯気を、鼻から思いっきり吸い込みました。
すると、どうでしょう!(ビフォーア〇ター風)
鼻水が瞬時にピタリと止まったのです!!
これぞ、リンデンの成分、粘液質アラビノガラクタンのなせる業☆
鼻の粘膜に膜を張って、仕事中の私を守ってくれたのです。
自然のパワーを身をもって実感した瞬間でした。
ほんの数年前まで、私は、今とは全く違った生活を送っていました。
37歳で高齢出産し、幼子を抱え、フルタイム勤務の仕事を持ち、いつもバタバタと慌てて、時間にも心にも余裕のない毎日。
授乳後で、身体のラインも完全に崩れていました。
そんな中、父が肝臓癌で病没。進行性癌で、告知からわずか半年のことでした。
父の四十九日が過ぎた頃、今度は母の乳癌が発覚。ステージⅢで、幸いにも手術をすれば根治出来るものでした。
しかし母の胸には大きな大きな傷跡が残り、その後の1年にも及ぶ抗がん剤治療は、本人にとっても周囲にとっても非常に過酷なものでした。
そして私自身も、出産してから、なんとなく体調のすぐれない日々が続いていました。
〇〇病という病名こそついていないけれど、なんだか不調。
一番辛かったのは不眠で、父の癌告知の日から、病院で処方してもらう睡眠薬無しでは一睡も出来なくなってしまったのです。
そんな時、ふと立ち寄ったハーブ専門店で、何気なく手にした講座のチラシ。メディカルハーブ検定対策講座でした。
メディカルハーブ?
ピン!ときました。
なんとなく、今自分が求めているものかもしれないと直感し、その場で申し込みました。
いざ講座を受けてみると、目からウロコの連続です。
それぞれのハーブの学名、成分、適応症。
学習範囲は、医学、化学、植物学、栄養学にまで及びます。初めて聞く医学用語のオンパレード。
でも、「なぜこのハーブでこの症状が和らぐのか」が体系的に理解でき、実際に生活に取り入れることで、疲れ果てた毎日が少しずつ改善していくのが実感できました。
植物の力にすっかり魅了された私は、さらに続く上位資格取得決心まで、長くはかかりませんでした。
ハーブを生活に取り入れ始めて、生理がピッタリ28日で来るようになりました。
1週間溜めこんでは下剤で出すの繰り返しだった、頑固な便秘も解消しました。
一番の悩みだった、不眠も克服いたしました。
肌も髪も美しくなり、自分に自信を持つことで背筋が伸び、もっと友達に会いたいと思うようになりました。
そして笑顔が増え、毎日がキラキラと輝き始めました。
健康と美、そしてココロと身体は、確かに繋がっているのです。
もちろん、それらがすべてハーブの成分のおかげだったわけではないでしょう。
周囲の支え、かわいい息子の存在、夢中になれるものを見つけたこと、時間が経ったこと…いろんな要因があったと思います。
けれど私は、この自分の知識と経験がきっと誰かの役に立つと信じ、発信していくことに決めたのです。
ほんの少し、自然の力を借りるだけで。
たった一歩、踏み出すだけで。
世界はガラリと変わります。
そんな経験をあなたと共有したくて、このお店を立ち上げました。
ああでもない、こうでもないと言いながら、周囲の人たちを派手に巻き込んで準備してきた、この『うさぎ薬草』。
私の好きなものばかりをたくさん寄せ集めたお店になりました。
オタク気質な私のこだわりがいっぱいつまった、世界にひとつだけのうさぎのハーブティー屋さんです。
うさぎの届けるやさしいハーブで、毎日を今よりちょっとステキに。
あなたにも、届きますように。
Katsumi